トラブルシューティング¶
足が靴からはみ出る¶
デフォルトでは Ignore Foot Detail が有効になっています。
足の形状の違いによって靴がいびつに歪むことを防ぐための設定で、有効にすると足のディティールを無視します。
Ignore Foot Detail を有効とする場合、足は Blend Shape もしくはボーンのスケールで Shrink する想定です。
スケールを 0 に設定すると靴の変換に問題が発生する場合があります。
スケールによって足を Shrink する場合は 0.01 などの値を使用してください。
Ignore Foot Detail 無効にすることで靴の形状を足の形に合わせて変化させることができます。
変換元アバターと変換先アバターの足のディティールの差によって靴がいびつに歪むことがあります。
変換後、素体が貫通している¶
素体の位置を変換前にある程度調整する必要があります。
微小な貫通は Fitting: Minimum Margin を調整すると防ぐことができます。
変換元アバターの素体と変換先アバターの素体の両方について、シェイプキーによる Shrink が無効となっていることを確認してください。
衣装によっては元アバターのシェイプキーを適切に設定する必要があります。
例えば衣装にハイヒールが含まれている場合、アバター側のハイヒール用シェイプキーを有効にすることを前提としている場合があります。
衣装側に MA Shape Changer が付加されていることがあります。
問題がある場合は削除してから変換してください。
衣装が元よりブカブカ/ピチピチになった¶
Fitting: Margin Scale を調整すると素体からの距離を調整できます。
Unity Editor 上でボーンを曲げても衣装の一部が追従しない¶
Modular Avatar の「位置追従モード」を一度「追従しない」に設定してから「アバター ⇒ オブジェクト(片方向)」に戻すと追従するようになることがあります。
水着やタイツなど素体に密着した衣装で、ボーンを曲げると貫通する¶
デフォルトでは ウェイト転送 が無効になっています。
特に、素体に密着するタイプの衣装ではウェイト転送を設定すると改善する場合があります。
水着やタイツなどでウェイト転送を有効にしたとき、足を開くと股間のメッシュが引き伸ばされる¶
Reference Leg Angle を 30 程度に設定すると改善する場合があります。
ウェイト転送を有効にしたとき、追従してほしくない部分まで追従する¶
Transfer Weights: Distance と Transfer Weights: Width を調整すると改善する場合があります。
A ポーズアバターでの変換がうまくいかない¶
変換元アバターと変換先アバターの両方を T ポーズに近いポーズにしてから変換すると改善する場合があります。
変換後、元の姿勢に戻して問題ありません。
素体の一部が欠けているアバターでの変換がうまくいかない¶
素体の一部が欠けていると、その部分の変換が乱れる場合があります。
下着など、素体と近い形状が存在する場合はそちらも素体として登録すると改善する場合があります。
Unity がクラッシュする¶
ランタイムのインストール で解決する場合があります。
解決しない場合は Booth のメッセージでご連絡ください。